「難波」蛸焼とおでん 友の

無事に副業の会議が終わり、夕食の時間になった。週初めだし、とくに予約が無かったものの直前に電話をして席を確保する。早めの時間なら、テーブルを抑えることができる。実際に、時間が下って行ったら満席になっていた。なるべく予約をするのがいいと思う。あさり出汁がいい、友の。この店には、何回か来たことがある。

まずは生ビール、凍ったジョッキでやってきた。

友の

生ビールは冷やしすぎてもよくないものだけど、この凍らせたジョッキで飲む生ビールは別のような気がする。生ビールが、少し凍り、シャーベットのようになっている。苦みが幾分ぬけて、爽快感が感じられると思う。

泉州ナス

夏の大阪では、泉州ナスを食べなければならない。瑞々しく、しゃっきりとしている。皮の食感もよく、しっかりとしたテクスチャなんだけど、歯切れがよい。

そして、鱧。

こちらも夏に食べたい。東京でも鱧を見かけることがあるけれど、大阪や京都で食べる鱧はやはりいい。身のふわふわとした具合と皮のゼラチン質のバランスがよかった。

あさり出汁のたこ焼き

ソース味を選択、外側も内側もふわふわのたこ焼き、ソースがたっぷり絡んでいて、強めの味わいだけど、あさり出汁の旨味が立ち上がってくる。ふっと香る感じ。

おでんの盛り合わせ

好みのタネを注文することもできるけど、五種盛りなどの盛り合わせもある。盛り合わせの方が、あさりの量が多いような気もする。

しっかりとしたあさり出汁、この出汁を味わいたい。

おでんの出汁を使ったメニューもいくつかある。

じゃがバター、出汁にとけたバターが、またいいコクになるし、ジャガイモのほっくりした具合と、崩していって出汁がしみた具合とが、なんともいえない。

まだ、残暑が続くけど、こうした温かい出汁が、これからおいしくなるのでしょうね。


お店:蛸焼とおでん 友の
住所:大阪府大阪市浪速区難波中1-8-13