「中央林間」 MAISON GIVRÉE

用事を済ませて帰りは中央林間から東急を使って帰る。家族にお土産と思ってメゾン・シブレーでケーキを買って帰る。まだ、気温が高いので、ケーキの持ち歩きには気を使うけど、まぁ大丈夫でしょう。1時間少しの持ち歩き時間と伝えたら、それに見合う保冷剤をつけてくれたみたい。中央林間の行列のケーキ店に並ぶ。出張などで留守がちだから、家族で一緒にケーキを食べようと思った。

ショーケースには酒使用の札があるから、子供向けにもケーキを選びやすい。

娘二人には、シャイン・マスカットのショートケーキを選んだ。

MAISON GIVRÉE 中央林間の行列のケーキ店

大粒のシャイン・マスカットが印象的なケーキ。生クリームが微妙な甘さにされていて、乳脂肪分のコクも控えめになっている。物足りないというわけではなく、甘さもコクも前に出てこない。余韻として感じられる具合だった。外連味の無い生クリームといえばいいだろうか。マスカットの甘酸っぱさを最大限に活かしている。

かみさんの好物、いちじく。しかも黒イチジクを使ったタルトがあった。ショーケースを見たときから、これを買わなくてはならないと思った。

厚めのタルト、イチジクの層があり、トップにクリームが乗せられている。

ねっとりとした濃い旨味の黒いちじく。粘度があるから、イチジクの旨味と風味が持続していく。タルトの風味が高いのもポイントなのでしょう。メリハリのある味わいになる。

シャイン・マスカットのタルト。こちらはシャイン・マスカットがたっぷり。

シャイン・マスカットの粒がはちきれんばかり。果肉を味わい、果汁を味わい、その果汁と一緒にタルトを食べる。風味の高いタルトはシャイン・マスカットを邪魔していない。それどころか、タルトとマスカットを交互に食べることで、お互いが高めあっているような感じがする。

モンブラン、通常のモンブランとは違うみたいだけど、通常のモンブランはショーケースになかった。

メレンゲに砕いた栗を混ぜたクリームを絞ってある。このケーキはアルコールを使用していて、少し強めだったように思う。栗の粒感と風味、アルコールが上質な香りを演出していると思う。

中央林間の行列のケーキ店、家族も喜んでいたので、暑い中並んだ甲斐があった。


お店:MAISON GIVRÉE

住所:神奈川県大和市中央林間4-27-18