「名古屋」住よし 新幹線上り2号店

新幹線ホームのきしめん。住よしの2号店できしめんを食べていこうと思った。暑い時期だけなのかは分からないけれど、冷やしきしめんがある。ホームは暑いし、新幹線が来るまでは時間がある。冷やしを食べて涼んでいこう。大阪から始まった今回の出張も岐阜、名古屋を経て終わりになる。午後は東京で一仕事だ。思えば大阪でも、岐阜でもカレーを食べたな。

食券機で冷やしきしめんの食券を買う。冷やしにもいろいろ種類があるんだね。

カウンターの空いている席まで横歩きで入っていく。ホームは限られたスペースだから、店内も限られたスペースになる。食券をカウンターに提示すると、手際よくきしめんが作られ始める。

新幹線のきしめん

一番シンプルなきしめんを注文していた。

お揚げが一枚入っているのがうれしい。薬味のネギと刻み海苔、丼の端におろしショウガも盛られていた。

以前の職場で名古屋支店に勤務していたとき、生粋の名古屋人の支店長から、きしめんは柔らかいものである。と教えられた。消化がよく胃に優しくするためと聞いた。それ以来、きしめんの柔らかさを楽しむようになった。冷たいきしめんは、”ころ”と呼んでいたな。甲府でもほうとうは”ころ”と呼んでいた。同じことなのだろうか。

冷たいきしめんは、しっかりと冷やし締められ、きしめんにコシがあった。けれども、薄い麺だから、そのコシはいとも簡単に崩れていくような具合になる。つゆの旨味、お揚げが甘く、これを食べる前と後で、つゆの感じ方が変わる。おろしショウガがリセットの役割を果たしていた。

新幹線ホームのきしめん、名古屋を感じる最後の食事にいいね。


お店:住よし 新幹線上り2号店
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅構内 名古屋駅14・15番線ホーム