「京都河原町」広東料理 龍鳳
京都の移動は徒歩が多い。地下鉄やバスも使うけど、通りを歩くのが面白い。用事を全て終えて、散歩をする。おやつと夕食の間くらいの時間、少しお腹が空いたなと思いながら歩いていた。中休みの食堂、準備中の酒場、そんな街を歩き町中華と思われる黄色の看板を見た。町中華で昼呑み。
ビールでいいな。
先客一人、カウンターとテーブルが二つ。
空いている時間だろうから、テーブルを使わせてもらった。
ビールとかしわ玉子焼きをもらう。
春巻きや餃子も気になるものの、寒かったので温かいものが食べたかった。ビールは料理と一緒に持ってきてくれた。
あんかけがとろとろしている。玉ねぎのシャッキリ感があり、かしわのシナっとした食感とコントラストになっている。
カラシ入りそば追加した。
ビールを傾けていたら、後から客が沢山やってきた。カラシそばを注文している。人気のメニューなのかな。
料理がやってきた。
椎茸、肉、エビと野菜が混ぜられたあん、その中に麺がある。
カラシは、どこだろうか?と思ったら、まだらに麺に混ざっていた。
あんかけと麺と具を、かわるがわる食べる。
シイタケ味染みしている。シイタケそのものの旨味かな。ネギがいい。甘味があり、熱々だけど、その熱さがネギの甘味を引き立てている。
カラシがまぶされた部分が出てきた。ツンとするような具合はなく、ちょうどよい酸味がアクセントになった。好みだろうけど、かき混ぜるよりも、食べている最中にカラシが出てきた方が目先が変わっていいなと思う。
京都の冬は、あんかけが美味しい。
お店:中国料理 龍鳳
住所:京都府京都市中京区新京極通六角下る桜之町450