「金浦空港」정 Table

夕方便のチェックイン、地下鉄で金浦空港に来るのは初めてのことだと思う。前回はUber使ったし、その前は仁川空港へバスを使った。最初の韓国滞在の時は電車で仁川空港だった。仁川空港は広くて快適だけど遠い、金浦空港はアクセスがよいけれど混雑している。そんな印象を持っている。ANAのカウンターでチケットを発券してもらうタイミングでミールクーポンをもらった。ラウンジは使えるはずだけど、早口の日本語の説明はよく分からなかった。混雑しているか、工事中か、搭乗ゲートまで遠いためか、理由は定かではないけれど、ラウンジ以外を使ってみるのも面白そう。長い手荷物検査の列を潜り抜けて、정 Tableでソウル最後の食事にしようと思った。韓国料理のお店、いろいろと揃っている。参鶏湯があることを見つけた。空港で参鶏湯、ちょっと上品な具合だろうけど、体力回復にはいいだろうと思う。

韓国で参鶏湯食べたいね、なんて話を大阪のクライアントから聞かされていた。彼らの韓国出張の際には、鍋で丸ごとの鶏を見せられて、それを豪快に食べると言う。その話が頭の片隅にあり、是非とも食べてみたいと思っていた。

街中で参鶏湯の看板をいくつか見かけたような気がするけれど、時間などの制約で食べられなかった。空港で参鶏湯を食べるなら、待ち時間を有効に活用できるに違いない。

番号が呼ばれた。ディスプレイにも番号が表示されるので、それを見ていてもいいと思う。

空港で参鶏湯

ひな鶏かな、小さいながらも丸ごと鍋に入っている。

空港で参鶏湯

柔らかく煮込まれた鶏、スプーンと箸で解体していく。とても柔らかく、崩れていくような具合。骨も入っているから注意が必要だけど、骨も崩れていくような具合。

鶏肉の旨み、スープに全て溶け出しているが、その旨みが再び肉に染み込んでいるようにも思える。髄の旨みだろうか。コラーゲン質が、とろんとしていて、喉を滑り落ちるような具合。

鶏肉の中には、米も入っている。それほど量は多くないけど、箸休め的な感じになる。鶏肉の旨みが続いたところで、米とスープ。そして鶏肉に戻る具合。大粒のなつめが、一粒入っていた。

骨に注意しながら食べる必要があるので、搭乗時間までに余裕があるときがおすすめ。その他にも韓国料理のバラエティがあった。


お店:정 Table
住所:서울 강서구 하늘길 38 김포국제공항국제선청사
※国際線の保安検査場を通過した先にあります