「仁寺洞」만복국수집

만복(満腹)국수집(麺屋さん)という意味らしい。完全に一致するわけではないけれど、マンボク・ククッスジプというカタカナ表記が近いみたい。看板の赤い印の隣に続く文字は、ポッサムとお酒(ドンドン酒という銘柄?)かなり店舗展開しているチェーン店だった。店頭のメニューを見て、海鮮料理のお店だと思ったけれど、後から調べて分かったのはソウルの麺料理チェーンなのね。チヂミがあったから、それを食べようと思って店に入る。

ソウルの麺料理チェーン

テーブル席のみのお店、韓国で一人食事のできる店は、まだまだ少ないと聞いていたからテーブル主体のお店だと入るをためらってしまう。でも、外からよく見える店内、一人客もあったので入ってみた。

愛想よく歓迎される。メニューを広げたら、日本語メニューを持ってきてくれた。そして、オーダーは指差し確認でOK。

鼻から出る息も白くなる。確認したら-2℃だった。そら寒いわ。スープが欲しいと思って、スンドゥブチゲとチヂミをかねてから食べたいと思ったので海鮮ニラチヂミを注文してみた。そしてビールをもらう。

おかずが用意される。油揚げの煮物、キムチ、たくあんみたいな漬物の3種類。

そしてビールをもらう。コップはテーブルの近くに用意されていたので、無造作にとったら、TERRAのコップだった。GASSをTERRAのコップで飲む。

油揚げが、つまみにちょうどいい。しなっとした食感でありつつ、歯切れがいい。味染みもしている。甘めのビール、アルコール分が控えめに感じるのもいい。

純豆腐がきた。グツグツ煮立っている。タレらしい小皿はチヂミ用だと思う。そして、白飯もやってきた。

熱々のスンドゥブ、ごはんと相性が抜群。豆腐を食べる時のやけどに注意しつつスプーンで食べる。辛さはそこまで強くない。ごはんをスープに浸して食べるのがいい感じ。額に汗が浮かぶ。代謝が活性化していくのでしょう。体がポカポカしてくる。

チヂミがきた。そのサイズに驚く。

シーフードミックス、エビ、イカ、アサリ。これはスンドゥブにも入っていた。厚みがあり、しっとりしている。焼き目を付けられた部分のカリカリ、味付けは控えめなので、タレをつけて食べる。辛さは感じないけれど、やはり汗がでてくる。暖房の具合もあるかと思うけど、食で暖をとる。そんな具合なのかもしれない。4回目のソウル訪問にして、これほど寒いタイミングが初めて。体を温める食事を実感した。


お店:만복국수집 종로3가점
住所:서울 종로구 수표로 121-1 (낙원동, 한국장기협회) 1층