「高田馬場」破壊的イノベーション
高田馬場よりも西早稲田の方が近いと思う。破壊的イノベーション、名前を聞いた時から一度は寄らないといけないと思っていた。破壊的イノベーション、故クレイトン・クリステンセン教授の言葉、本業において、様々に勉強した。勝手なイメージとしてスマートなデザインを想像していたが、お店に到着してみて驚く、これこそ破壊的なのかもしれない。煮干たっぷりのラーメンが食べられると認識している。
行列もできるみたいだけど、相席で案内されるらしい。カウンターと大テーブルがひとつ、一人客が主体だった。食券を購入し、促された席に腰かける。
店頭もそうだけど、店内も雑多な具合。アイデアは雑多な環境から生まれるということを示されているみたい。テーブルのがたつきがあるので同席者に配慮が必要。
ラーメンが到着する。丼を置くとテーブルが揺れるので、そこまで配慮しなくてもよかったのかも。
煮干たっぷりのラーメン。茶濁のスープ、このスープの旨味が深い。スープのインパクトがあるものの強すぎず、旨味が波状に伝わってくる。玉ねぎと細い青いネギのトッピングがいいと思う。チャーシューが二種類、鶏と豚、海苔のトッピングもうれしい。
細めの麺は、やや固めの仕上がり。この麺の食感が、スープをより楽しむためのように思われる。噛むことで、スープの旨味の感じ方が変わる。
豚のチャーシューが、コラーゲンの塊だろうか、軟骨的な食感があり、小気味いい具合。玉ねぎのシャキシャキ、チャーシュー、麺と食感のバラエティもある一杯だった。
お店:破壊的イノベーション
住所:東京都新宿区高田馬場1-3-10 曽根ビル 1F