「難波」ガーメシフジワラ
大阪新歌舞伎座の跡地にできたホテルロイヤルクラシック大阪、その裏手の路地にあるお店、近代化された高級ホテルとは、かなりのギャップがある古い建物の並ぶ路地にガーメシフジワラがある。クライアントはよく利用しているらしく、二件目に連れてこられた。難波の路地裏狭小店。こうしたお店があるのが面白いところ。
カウンターのみの奥行のある店内、先客はなく、やや奥まった席に3人並んで座る。後ろを通るのは至難だと思うけど、裏なんばには、こうしたお店が多くあると思う。違う店で、同じようなシチュエーションの時があり、後ろを通る際に一声かけていく、声をかけた相手も気にかけて声をかけ返してくれる。大阪には、こうしたコミュニケーションがあるのがいいな。
麦焼酎のロックをもらった。お通しはすじこんだったかな。味染みしていた。
銘々に気になるものを注文する。確か、飲み物と料理を一人一品は注文してくださいと注意書きがあったと思う。
宇宙人ウィンナーだったけかな。じわりとくる見た目のウィンナー。
記入ミスなのか、ツッコミ待ちなのか。仏になっている。
軽めのつまみがいいのだけど、ガーメシが、とてつもなく気になる。結構なボリュームだけど、3人居ればなんとかなるか、と思って注文してみた。
ガーリックチャーハンをベースとして、そばめし風のアレンジも入っている。ガーリックチップとマヨネーズが深夜の酒場で食べるジャンクな料理を演出している。
しっかりとした味付け、飲んだ後の炭水化物だから、味付けははっきりしている方がいい。そして、柔らかく、もっちもちな具合の食感であり、あまり噛まなくてもいい感じ。
真っ赤な福神漬けがキッチュな感じがして、とてもよかった。
お店:ガーメシフジワラ
住所:大阪府大阪市中央区難波4-3-23路地入ル