「神楽坂」福福寿

土曜日の夜、昼から降っていた雨が弱くなってきていた。11月にしては珍しい大雨、神楽坂で二人、店を探していた。雨だけど、満席だったり、予約で一杯だったり、雨だからかもしれないけれど、行き当たりばったりが難しくなったと思う。福福寿はいけるだろうと思った。神楽坂の町中華、夜はつまみが充実している。

先客は二組、グループ客でテーブルふたつが埋まっていたけれど、ゆったりできそう。営業終了時間は早めだから、じっくり飲む客はいないのかもしれない。

いろいろメニューが用意される。そして、壁の短冊メニューもたっぷりとしている。いくつか品切れもあったけれど、十分なバラエティだと思う。

ザーサイ。

福福寿 夜はつまみが充実

青いザーサイは、パリパリとした食感がいい。ビールとも相性がいい。ビール以外の酒にもあう。

チャーシューのからし和え

からし和えとあったけど、辛味はほとんどないような具合。ネギのしゃっきりとチャーシューの肉感がいい。酒にあう味付けだけど、味が濃すぎるとは思わなかった。

焼餃子。水餃子もメニューにあったけど、やはり焼いた餃子を食べたい。小ぶりながら、ジューシーな餃子だった。

エビと牛肉の炒め物、大ぶりな野菜もたっぷり入っている。椎茸、ピーマン、たけのこの食感がある。エビも大ぶりでプリっとした具合、肉も一緒に炒め合わされているのがおもしろい。

メニューの説明をみていて気になった高菜と春雨入りのもやし炒め

もやし主体だった。もっと春雨主体かと思っていたのだけど、もやしのシャキシャキした食感が具合がよかった。

麻婆豆腐

それほど辛さはないけれど、菱形にカットされた豆腐の食感が、なんともよかった。いくらか水分を抜いているのかな、エッジが感じられる豆腐の断面だった。


お店:福福寿
住所:東京都新宿区矢来町113 メイゾンヤライ 1F