「昇仙峡」円右衛門
次女が何年も前から流しそうめんを食べてみたいと言っていた。いつかいつかと思っているうちに、娘たちは中学生になってしまった。山梨県で流しそうめんがないかな、と調べていてたどり着いた円右衛門。昇仙峡にある流しそうめんが楽しめるお店、予約は受け付けておらず、店頭のキオスク端末で受付する必要がある。けれども待ち組、つまり数順番が随時更新されているし、LINE通知もされるので待ち時間は好きなように昇仙峡周りを観光することができる。
仙娥滝などを観光し、順番がくるのを待つ。前に15組いて、1時間かかった。混雑していたらしく、この日のオーダーストップは15:30で13:00の時点で受付が終了していた。流しそうめんを食べるならば、早めに出かけるのがいいと思う。
御影石のテーブルに水流がある。流しそうめんは席で個別に楽しめる。他の客とシェアしないので余計な気遣いをしなくて済む。
薬味とつゆ。お通しとして成沢漬けが出された。この漬物はピリ辛。
そうめんを4人前、2人前ずつ盛られてきた。水流に流すのはセルフサービス。
最初は勝手が分からず、そうめんを多めに流してしまった。ちょっと慌ただしく流しそうめんを楽しむ。
冷水で締められたそうめんは食感もよく、ずっと水の中にあるにもかかわらずコシがあった。甘めのつゆも冷たく、曇り空だったけれど、とても涼を感じられる。
いわなの塩焼き
長女がずっと焼き魚を食べたいと言っていた。くろべえにいわなの塩焼きがあったのだけど、忙しすぎて対応ができなかった。なので、いわなの塩焼きが食べられることを、とても喜んでいた。よかった。
ふかふかした魚の身、塩加減がよく、強火でしっかり焼かれた皮目も抜群だった。腹側の苦味、背側は身肉の旨みがある。尻尾、頭の方で味わいが違うのも面白い。
そうめんを追加した。替え玉と書いてあったような気がする。
2回目は学習効果がある。ほんのひとつまみくらいを流していく。ちょうどよく食べられる。喉越しがいい。
ほうとうが優勝したとあって、気になったのでかぼちゃほうとうをお願いしていた。
もっちりとしたほうとうの存在感がある。かぼちゃのほっこりとした感じと出汁の旨み。冷たい流しそうめんを食べた後に温かいほうとうを食べたのも、冷温のコントラストがあって、よかったのだと思う。
待ち時間に森カフェで巨峰ソフトクリームを食べていた。
シャーベットのような食感、巨峰の風味が強めにあってミルク感はそれほどでもない。三段巻きのソフトクリームはボリューム感もあっていいと思う。コーンが軽くさっくさく。
ソフトクリームを販売している店は多くあったけれど、このお店の価格は良心的だった。
お店:昇仙峡 渓流 流しそうめん・ほうとう 円右衛門
住所:山梨県甲府市猪狩町423
お店:森カフェ
住所:山梨県甲府市猪狩町365-1