「梨水」パンベゴギ

金浦空港の入国審査は、とてもとても長い列ができていた。だいたい1時間くらいかかっただろうか。フランクフルトでも、チューリッヒでも、昨年の仁川でも、こんなに時間は掛からなかった。到着便が重なったのでしょうね。金浦空港で今回のソウル滞在の準備を整える。WOWPASSを購入してJPYからウォンへ両替、T Moneyにチャージする。乗り換えなどのアプリは事前にインストール済みで、今回は空港でSIMを買った。そうした準備もあってか、最初の打ち合わせまでスムーズに移動ができ、打ち合わせ先と一緒に夕食へ出かける。人気のサムギョプサルのお店に案内してくれた。

방배고기 人気のサムギョプサル

豚の三枚肉、バラ肉をカリカリに焼いて食べるサムギョプサル。料理のことを知っているか?と聞かれたので、新大久保のコリアンタウンで食べたことあるよ、と答える。エリンギがポッチャリしてる。

テーブルに腰掛けたら、おかずも用意されるし、野菜もやってくる。ネギの赤いのは辛味だけど、それほど辛くなく、ネギの鮮烈さがあった。

茶碗蒸しのような卵焼きのような料理、ふわふわしていて卵とじの食感がある。これ前回タッカンマリを食べに行った時にも食べたな。

石板で焼くからこそのおいしさがあるという。

お店の人が焼肉をケアしてくれる。焼き加減、切り分け、目の前で調理の様子を眺めつつ、会話をする。お互いに、英語はそんなに得意じゃないから、こうして目の前で調理していると、会話を補ってくれるような感じがして、いいなと思った。

焼き上がったら、レタスなどの葉っぱに肉をとり、おかずや焼いたキムチ、薬味や調味料をつけて食べる。ネギを刻んだものが、とてもよかった。豚の脂と相性がいい。辛さはそれほどでもなく、もしかしたらマイルドにしてくれたのかもしれない。

韓国でのビールと焼酎の飲み方を教えてもらった。ビデオを用意しろ、と言われたので、?と思いつつ録画を開始してみた。

https://tabe-aruki.net/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0108.mp4

焼酎をお猪口一杯グラスに入れてビールを注ぐ。そこに金属の箸をさして、カーンと叩く。泡が立ち、ちょうど良い具合に焼酎とビールが馴染む。

ビールの爽やかさと焼酎のアルコールの刺激、これがとてもいい。ドライになる感じ。

アルコールも入ってくると、会話以上に親しみを持って関わっていくことができる。アルコールは人の距離を近づけることができる便利なアイテムだと思う。それだけに直結するわけじゃないけれども。。。

肉を食べた後は、冷麺かごはんと味噌汁で締めるという。冷麺を食べることにした。

とても固い麺なので、ハサミでいくらかカットしてから食べる。サムギョプサルをカットするハサミと冷麺をカットするハサミは違う。

確かに強い歯応えの麺、カットしていなかった場合は、一口が多過ぎてしまうのでしょうね。

なによりスープがとてもよかった。とても冷たいスープは、豚肉の脂をきれいに流してくれた。


お店:방배고기 パンベゴギ
住所:Seoul, Seocho District, Donggwang-ro 11-gil,