「フランクフルト」Restaurant Flavors
シェラトンホテルのベッドはさすがの寝心地だった。飛行機か、ホテルか、視察旅行はどこにお金をかけるべきか。意図せずに、そんなことを教えられたような気がする。飛行機の遅延は痛かったけれど、新たな体験ができるのは、いろいろな刺激になる。シェラトンの朝食もついている。
夜の方が空港は広く見えた。
朝食クーポンをもらっていたわけではなく、ルフトハンザ航空からのメールに朝食付きとだけ書かれていたためフロントで確認した。フロント係は実に親切に、聞き取りやすい英語で説明してくれた。
ビュッフェスタイルの朝食はRestaurant Flavorsが会場だった。広いレストラン、好きな席を使っていいということ。
ビュッフェ台には様々な料理が並び、ライブキッチンもあった。
中華メニュー、春巻きと焼きそば、ソーセージ、スクランブルエッグ、ゆで卵、ハッシュドポテト、マッシュルームをもらってきた。
春巻きと焼きそばは、なにか一味足りないと感じてしまう。旨味かな、四川出身の同僚は、(中華料理の旨さは)調味料の味が特徴だと言っていたことを思い出す。醬によるものかな。
ゆで卵は保温されていた。温かいゆで卵って、茹でたての時くらいだな、と思いながら、ほのかに温かなゆで卵もいいと思った。
ドイツのビュッフェ、ハムとチーズのバラエティが素晴らしい。
ハニカムが一枚まるごと用意されていて、スプーンで好きなように削って食べられる。
ハムとチーズはゼンメルとあわせる。とても上質なハムチーズサンドになる。それぞれのハム、チーズに個性があるが、それらを重ねて食べると様々に味が変化していく。
一通り食事を終えたらコーヒーを用意してくれた。
コーヒーはそのまま飲むことが多いけれど、ミルクが添えられていたら、それぞれの国のミルクの風味を楽しめるし、半分コーヒーを飲んでミルクを入れた。コクがあった。
お店:Restaurant Flavors
住所:Hugo-Eckener-Ring 15 · Airport/Terminal 1 · 60549 Frankfurt am Main