「江戸川橋」山吹

寒くなったり温かくなったり、体調管理には気を付けなくてはならない天候が続く。寒い時期になったら、江戸川橋の山吹で春菊の季節が始まるだろう。そう思って春菊天を食べようと思った。

店頭の案内で春菊天があることを確認、食券は無かったから同じ価格のかき揚げ天の食券を購入し、かけそばの食券とともに提示する。そのタイミングで春菊天をリクエストする。

山吹 春菊の季節

混雑している店内、ランチセットを注文する人もある。この春菊天が最後のひとつで、次の注文の人は揚げ立てだった。うらやましい。とはいっても、揚げ置きの天ぷらも立ち食いそばならではの楽しみだと思う。

春菊の香り、パリパリの食感、底の方は衣が多めで、つゆに浸しておくとよさそう。ワカメの食感がいい。つゆがキリリとしており、細めのそばともよくあう。

浸しておいた春菊天は、徐々に崩壊していき、つゆにコクを追加するとともに、衣もつゆを含んでくる。柔らかな衣は揚げ玉とも違った表情を見せる。これがそばに絡んでくるのも最高にいい。

春菊の季節に、もう一度食べに来よう。


お店:山吹
住所:東京都新宿区山吹町265-6