「広島」角打福本屋
岡山から広島へ移動してきた。新幹線で一時間くらい。自由席は混雑していたけれど、席を見つけるのに苦労はしなかった。さくらに乗って、福山で停車し、広島まで。広島駅に到着し、友人と待ち合わせ。お昼の中華そばから時間が経っていたから、何か食べながら打ち合わせをしようと、すぐさま店を探す。
もともと広島の大学に通っていた友人、けれども広島駅の再開発に、学生時代とは違う広島であると言っていた。僕も10年位前に広島にしばらく滞在したことがあったけれど、その頃とは印象が全く違う駅に驚いた。
さて、友人は日本酒を飲みに行こうという。けれどもお店を決めているわけではなく、広島駅の南口を出てブラブラする。迷い始めると長くなる。目に入った「立呑み屋さんでいいのでは?」と声を掛けたら、「角打ですね」と返ってきた。お店は角打福本屋とのれんに書いてあった。
日本酒はカウンター奥に張り出されている。一杯目のオススメとして広島 竹原の誠鏡をもらう。蔵元直送の酒、濁っているように見えるが、これは発泡によるところも大きい。
なんともすっきりとした酒、これはやばいな。
友人も日本酒をもらっていた。考えてみれば、日本酒の飲み友達は、それほど多くない。こうして日本酒を重ねられる友人は貴重な存在なんだな。
メニューから気になった宮島焼。どんな料理なのか聞いてから注文してもいいだろうけど、来てからのお楽しみで、気になったメニューを注文していた。
宮島ということで、しゃもじを使ったネギ味噌焼き、日本酒がすすむやつ。
じゃこ天だったかな。メニュー名は違ったかもしれない。
ジャリっとした食感なんだけど、それが心地いい。魚の風味が強くあるものの嫌みが全くない。これまた酒が進む。
日本酒のおかわり、口開けしたばかりと言われたかな、月山をもらう。地元ではないけれど近隣の島根のお酒、友人は福祝をお願いしていた。カウンターの冷蔵庫の上の日本酒の札、字が小さくて見えなくなった。。。
串揚げ。
串揚げのメニューが充実していたので注文しておこうと思った。豚バラと牡蠣。もう時期が時期なので生ガキは無いものの、広島に来たら牡蠣を食べたい。軽やかな揚げあがりだった。
テーブルに来たこれ何だっけ?と思ったら、ふぐの糠漬けだった。
珍味的なもの、これまた酒が進むアテだと思う。
接客が気持ちよく、日本酒もよく
心地よく酔わせてもらった。
立ちっぱなしも疲れるし、混んできたので店を変える。
お店:角打福本屋
住所:広島県広島市南区松原町10−29