「佐賀」みなみ
打ち合わせを3本終わらせた。お昼もかなり過ぎた具合、この後博多に移動する。夜はリモートワークショップの予定がある。ところで、佐賀はカツ丼文化があると思う。食堂や、北方のちゃんぽん街道の店でもカツ丼を置いていることが多い。山盛りのカツ丼を出すお店「みなみ」でカツ丼を食べたいと思った。
店内は右手に小上がり、左手にカウンターがある。
小上がりで一人で食事をしているお父さん(店主と世間話をしていたから常連かな。)などもあるが、さっとカウンターで食べて行こうと思った。
オムライス、ちゃんぽんと気になるメニューはあるけど、カツ丼をお願いする。
結構時間がかかった。
やってきたカツ丼の圧倒的なビジュアルに、待った甲斐があったと思う。
味噌汁は白味噌、福神漬けが添えられていた。
細切れという表現が適切かは別として、食べやすい大きさだと気が付いた。
甘い味付けに、卵の風味、さっくりと歯切れがいいカツは、叩いて柔らかくしていたと思う。待っている間に肉たたきの音が聞こえていた。
ロースかつをいくら食べてもかつが出てくる。そんな錯覚、ようやくご飯に辿り着くと、かつとじは、三階建てになっていることが分かった。
かつどんには蓋がされるから、その蓋をお皿と見立てて、頭を少し移しながら食べてもいいと思う。
味噌汁の甘さがあり、玉ねぎかな、トロトロになっていた。
カツとじの玉ねぎもトロトロになって甘みがあった。
食材の甘みを使っているためか、後口の余韻がいい。
食べきれるか不安になりつつも、全部食べる事ができた。
ワンオペのようなので、時間のゆとりをもって訪問したい。
カツ丼待っている間に、小上がりから高いびきが聞こえてきた。
こうした雰囲気も含めて、佐賀の食堂巡りにハマっている。
お店:みなみ
住所:佐賀県佐賀市本庄町袋289-1
※閉店しました