「虎ノ門ヒルズ」天然居
虎ノ門ヒルズは、ビルをつなぐ橋があり、立体的な歩行動線ができあがっている。工事中の箇所も多く、交通量も多いため、不思議な緊張感がある。ビルの中で仕事をしていると気にならないけれど、気分転換に外にランチで出かけると、迷路のような街にめまいがする。そんな日は温かい土鍋料理を食べよう、天然居はランチで土鍋の麺を出す。虎ノ門ヒルズ駅からも近いものの、少し迷いそうな具合。
四川料理のお店、辛いメニューも用意されている。ランチメニューは写真付きで分かりやすい。
土鍋の麺を食べるつもりだったので、写真をよく見ながら食べる料理を選ぶ。麻婆豆腐麺もよさそうだけど、モツラーメン麺定食を選んだ。骨付きラムの麺とか、牛筋の麺とか気になる。。。
13時過ぎ、店は落ち着いていた。それでもチラホラと客があり、半分くらいのテーブルは埋まっている感じ。座っているテーブルからは見えなかったけれど、昼酒で盛り上がっているテーブルがあるみたい。チューハイのお替りの声が聞こえた。
麺が到着する。
土鍋の中でストレート麺が綺麗に並んでいる。青菜とモツが中央に寄っていて、ストレート麺の下には春雨も入っていた。辛さを選ぶことができる。普通で指定しておいたら、ちょうどいい刺激。辛めが好きならば、もう少し追加してもいいと思うけど、旨味と辛味のバランスは大事だと思う。
ストレート麺は、柔らかめに仕上がっている。春雨も柔らかめだけども、二種類の麺の食感、コシの違いがあり、これが絶妙な食べ心地になる。もっちり具合のグラデーションだろうか。食べ進めるうちに柔らかく、スープを吸い込むので、感じる味わい食感も変わってくる。モツが、いい具合にクセがあり、この食感もクセになる。
柔らかめごはんは、スープと一緒に食べるのがいい。辛いスープが、ごはんの甘みによって、よりコントラストが引き立つ感じがする。
杏仁豆腐はプリっとしていた。
虎ノ門の土鍋ランチ、寒い時期にリピートしたい。
お店:天然居
住所:東京都港区虎ノ門1-16-4 アーバン虎ノ門ビル 1F