「リーエン」Beyeler Restaurant im Park

バーゼルの少し郊外にあるリーエンにバイエラー財団の展示を見るためトラムに乗って出かけた。バイエラー財団は美術館であり、様々な展示をしている。6月のアートバーゼルの時期は、コレクション展を開催していた。展示を見るその前に、バイエラーのカフェでお茶をしていく。

バイエラーのカフェ

特に看板が出ているわけではなく、奥の方は賑やかな声が聞こえる。誰が店員なのかよく分からなかったので、キョロキョロしながら入っていくと、テーブル係らしき人が案内してくれた。ちなみに、オーダーを取る人は別にあって、テーブルへの案内やお店に入る前の質問に答えてくれる人だったみたい。

スイスは店頭にメニューの掲出が無いところもあり、しかもカードが使えるかどうかの表記も無い所が多い。カードは当然ながら使えるだろうと思って手前の部屋のテーブルに座る。奥はダイニングルームという雰囲気だった。

ここはバイエラー・レストランとあるけれど、メニューを見ると、カフェだと思う。温かい料理もあるけれどケーキなどもある。ケーキとコーヒーで一息つこう。

アプリコットのケーキとカフェラテ。

バイエラーのカフェ

スイスはミルクがよいだろう。カフェラテを選ぶようになった。

アプリコットのケーキは程よく酸味があり、小麦とバターの香りがしっかりするけれど嫌みはない。すごくすっきりとした具合は、恐らくアプリコットの甘味と酸味によるものと思う。当然ながら、アプリコットには個体差があり、甘かったり、酸っぱかったり、これがリズムをうんでいる。

メニューにはフルーツタルトとあって、リンゴやラズベリーなど、5種類くらいあっただろうか。

カフェラテの泡がふわふわしていてコクがある。スプーンですくって食べる(飲む?)人があったな。マナーは大事だけど、人の目はあまり関係ない、海外だと、そんなことを感じる。


お店:Beyeler Restaurant im Park
住所:Baselstrasse 77 4125 Riehen/Basel