SWISS チューリッヒから成田

遅延していた飛行機は一時間遅れで済んだ。換気装置の不具合により、エンジニアが調整していたらしい。どのようなトラブルだったのかは想像するしかないが、一時間の遅延で済んだのは良かった。今はネットで繋がっているから、スイスに居ても気軽に日本に連絡ができる。便利な時代になった。チューリッヒから成田の機内食はあまり期待できないかなと思ってラウンジで昼食朝食をたっぷりと済ませてしまったけれど、一時間遅延だけだったので、まだお腹いっぱい。

行きの便は通路側、帰りの便は窓際になった。窓際は寝る分にはいいが、トイレに行く時に遠慮しがち、けれども遠慮して体調を崩してもダメ、我慢せずにトイレの声掛けはした方がいい。

隣に座ったのはドイツ語を話す小さなベビーを抱えた夫婦だった。気さくな感じ、これからの日本旅行に向けて日本人が隣なのは奇遇に感じたのかもしれないが、3分の1ほどは日本人が乗っていたような気がする。

最初の食事、ビーフとベジタリアンメニューがある。ベジタリアンメニューはチューリッヒにある世界初のベジタリアン専門レストラン「ヒルトル」が監修したということ。とても気になるが、ビーフを選んだ。

チューリッヒ成田の機内食

キヌアのサラダ、パンとバターと杏ジャム、ルバーブのケーキにラズベリーのソース。それにチーズがついていた。

ビーフを選んだし、赤ワインといきたいところだけど、ラウンジでも散々ワインを飲んだし、ガス入りの水をお願いした。

メインの料理の到着。

チューリッヒ成田の機内食

メニューには牛肉の生姜焼きとあったが、ハヤシライスもしくはあんかけごはんのような感じだった。ゴロゴロとした牛肉が沢山はいり、ソースもごはんとよくあう。それほど味が濃くないこともいい。

飛行ルートを観察しているとウクライナの南側を飛ぶみたい。いろいろな国の上空を飛ぶが、ほとんどが雲に覆われていて窓の外を見ても景色は変わらなかった。

中国に入ったあたりで夜になる。機内の照明は暗くなり、アイマスクと枕と耳栓を用意して眠りにつく。椅子のリクライニングは、そこまで後部座席を圧迫しない設計になっていた。座面が前にずれてきて、足元がせまくなる。やや座面が高いのか、膝の裏の上の部分が圧迫される感じだった。

北京上空あたりだったか、到着前の機内食が用意される。

この朝食は選択肢はなく、アレルギー対応などの特別食でない限りは同じものが出されると思う。

チューリッヒから成田

マッシュルームクリームソースのクレープ、ダイスカットのポテト。パンとヨーグルトとフルーツサラダ。炭水化物多めだけど、ヨーグルトとフルーツサラダが嬉しいところ。

ヨーグルト甘いけど、フルーツを入れると酸味が追加されて、いい感じの味わいに変化する。クレープは、とろとろだった。ポテトフライのカリカリが食感を与えている。

チューリッヒから成田の機内食は、チューリッヒ発の方がよかった。

およそ12時間のフライト、寝ることもできたけど帰りの便の方が長かったような気がする。