「名古屋」立喰い寿司 魚椿 名駅西口店
岐阜の水谷で一息ついた後でのはら湯に久しぶりにゆっくり浸かった。夜行バスの寝不足の中で打ち合わせを3本こなした。有給休暇一日で充実した日だった。しばらく支払いが続くため、少しでも支出を抑えようと夜行バスを使ったけれど、ある意味で自戒のための旅だったように思える。さて、帰り道も夜行バスなので時間にゆとりがある。乗り遅れたらダメだけど、早すぎても手持ち無沙汰になってしまう。22時くらいに岐阜駅を出発し、名古屋駅に到着する。まだ1時間以上あるな。深夜営業している魚椿の立喰い寿司の業態、ちょうどカウンターに空きが見えたので、滑り込む。
板場を囲むカウンターに丁寧に案内される。そして注文はLINEで行うということ、QRコードを読み込ませ、何を食べようか選ぶ。スマホで注文する仕組みだからか、カウンターにコンセントやUSBが用意されていて、スマホの充電ができるのが助かる。立ち飲み店は、独自のルールがあるけれど、このお店は丁寧に説明してくれた。
漬けごま和え。博多で食べるゴマサバを連想した。しかしながら、少しながら塩が強い。漬けが強めなのかな。脂のノリがある魚だった。ハイリキで流し込む。
お刺身3点盛り、ホタテがいいね。大葉の下のわかめが、食感よく、大葉とあわせてサーモンを巻いて食べると脂との具合でちょうどいい。
おまかせ握りを3貫お願いしておいた。
鯛の昆布締め、こじんまりとしたシャリがちょうどいい。旨味が凝縮した鯛と、ほどけていくシャリ。
鰆の炙り、魚がほどけていくような具合。身の間に醤油が回り込み、それが香ばしさを引き立ててくれる。表面の焼き色と内側の生の魚のとろみ、コントラストがあった。
ぶり、とろりとした食感がシャリに絡みつくよう、鰆とは違った食感に、この流れで出してくれたことに意味があるのだなと思った。
シャリがちょうどよいサイズだったので、握りを追加しようと思った。
エビ、色が鮮やか。尻尾が外されているのは上品に見える。コリっとした食感が少しあり、ほぐれていくような食感がいいな。
そろそろ時間だし、握りを食べた後で食べるかっぱ巻きが楽しみ。細巻きのかっぱ巻き。三個付け。
楽しい時間を過ごすことができた。人気の店なので、カウンターを少し詰める必要があるかもしれないけれど、総じて居心地がいい。23時過ぎだけど活況だった。名古屋駅に近いから終電ギリギリまで楽しむ人があるからかな。
アルコールは一杯しか飲んでいないけれど、お会計は2,000円と少し、クオリティと価格のバランスがとてもいいと思う。それは人気になるよね。
お店:立喰い寿司 魚椿 名駅西口店
住所:愛知県名古屋市中村区椿町8−6