「岡山」 えびめしとタイマッサマンのコラボレーション
3年に一度開催される岡山芸術交流にでかけてきた。アーティスティック・ディレクターは1990年代の初頭に新しいアートの形、リレーショナル・アートの担い手として注目されたリクリット・ティラヴァーニャが就任、彼の作品はニューヨークのギャラリーでパッタイを振る舞うというものだった。それの再演というわけではないけれど、岡山芸術交流のカレーを食べること、今回の旅の目的のひとつ。
それがなんでアートなの?という疑問はあるかもしれないけれど、それは別のブログでやっているので置いておこう。
瀬戸内市のキッチンかいぞくとのコラボレーションということで、岡山名物のえびめしにタイのマッサマンカレーをあわせた。
![岡山芸術交流 岡山芸術交流のカレー](https://tabe-aruki.net/wp-content/uploads/2023/12/o1536204815205142170-768x1024.jpg)
蓋には今回のテーマが刻まれている
![岡山芸術交流](https://tabe-aruki.net/wp-content/uploads/2023/12/o1795134615205142174-1024x768.jpg)
えびめしにマッサマンカレーがかけられている。注文した後で、そういえばえびめしという岡山名物があった。食べたことなかったな、と思っていた。岡山芸術交流のカレー、地元料理とのコラボレーションなのでしょう。
![岡山芸術交流 岡山芸術交流のカレー](https://tabe-aruki.net/wp-content/uploads/2023/12/o1812135915205142179-1024x768.jpg)
辛口の表記があったけれど、辛さはほとんど感じなかった。
どちらかといえばマイルドなカレー、ほっこりジャガイモがスプーンで容易に崩れていき、クリーミーに感じるカレーをより円やかにしているように思える。
チキンをほぐして、ジャガイモを崩し、えびめしとよく絡める。ついでに小エビも一緒にパクリと食べると、甘さとスパイシーさとクリーミーさとで、複雑な味になる。柔らかな食感は、海老とチキンが、少し変化をつけていた。