寿司

「池袋」池袋SUSHI WORKS

池袋に寿司食べ放題のお店ができた。埼玉に二店舗あるお店、池袋にも進出してきた。オープンしたばかりなので、早速予約をして家族で出かけてみる。翌日あたりに予約の確認をしたら、既に一杯だった。そのうち予約困難のお店になるのかもしれない。

お店は別邸 壽の並びにあった。用事がないと行かない北池袋のエリア。ビルの三階にある。

エレベーターを下りると、すぐさまお店になる。待合室はないため、予約時間ちょうどの来店が推奨されている。エレベーターホールは胡蝶蘭が並んでいて、手狭になっているものの、華やかさから窮屈ではない。

最初に飲み物を注文する。飲み物が用意されている間に、30分コースのマグロが出された。やま幸の本マグロ。まさに、とろけるような食感ととろんとした甘さがある。

次に茄子と鶏ハムのプレッセが用意される。料理はすぐさま提供されるため、リズムよく、ポンポンという具合。茄子の味染みがいい。鶏ハムはさっぱりしているが、サンドされているサブレ(のようなもの)が、淡泊な鶏に味わいを添えているように思う。

イノベーティブ茶碗蒸し トリュフ出汁仕立て。温かい料理が出される。海老、浅利、隠元は好きなタイミングで茶碗蒸しに混ぜるとよい。トリュフが上品に香る。旨味のある茶碗蒸しの黒色はイカ墨によるもの。

スペシャリテ、雲丹といくらのワンバイト。海苔で巻いて食べる。子供たちには、一口で食べるには少し大きいみたい。シャリも雲丹を混ぜ込んでおり、旨味が強い。後口に雲丹の香りがあった。

四品目は二種類から選ぶ。やま幸の本まぐろと馬肉のタルタル~大葉のカーテン~
焼いた大葉にマグロと馬刺しをサイコロ状にカットしたものが寄せられていた。

選べるもう一皿は、牡蠣のワンスプーン。牡蠣の天ぷらにお好み焼き風の卵焼きを乗せてあり、テーブルでトリュフオイルを注入する。大振りの牡蠣の旨味。ソースで味付けされているのは、お好み焼きをイメージしているという。

メインは四種類から選ぶ。魚を食べに来たものの、鶏肉で目先を変えておきたかった。鶏モモ肉の香草焼き。手前の塩はホタテ塩。塩角が取れたマイルドな塩だった。添えられている温野菜もしゃきりとした食感があっていい。

こちらは鮮魚のロティ、この日は鰆ということだった。小ぶりながら、厚さがあり、しっかりとした味わいがある。

これは+料金がかかるやま幸本まぐろのスチームグリル~にんにくポン酢~。かみさんが選んだ。骨のある部位をスチームグリルで仕上げたもの。マグロの旨味、焼いてもマグロはうまい。ゼラチン質の部分などは、プルプルしており、ポン酢でさっぱりとさせて食べる。

ここらで寿司食べ放題の説明が始まる。スマホのQRコードで注文する仕組みであり、最初に説明事項を読んで確認する。当然ながら残してはいけない。そして、一度に注文できる数も制限があるし、注文は一人のスマホのみで行う。そうした注意事項を受けて注文を開始する。

リクエストを聞いたら、かみさんはお漬物盛り合わせだって。まぁ、ポリポリやれるしね。築地で買い付けているらしい。

のどぐろ炙り、帆立、中トロ炙り、マグロ赤身、真鯛、本マグロの中トロ。赤身がいい。中トロは、最初に出されたマグロよりも更に脂がのっていて柔らかい。炙りは、やはり溶けていく。

いくら軍艦、赤海老、のどぐろ炙り、エンガワ炙り、蒸海老、えんがわ、サーモン、小肌。肉厚の小肌、赤海老も蒸海老も肉厚であり、ほんのりとした甘みが上がってくる。いくらは、海苔の香りといくらの甘み、シャリの塩味がバランスしていた。

アナゴ。ふうわりとした具合、口の中でとけてほどけていくような感じだった。

マグロの煮物。かみさんはハイボールを飲んでいたから、つまみが欲しかったみたい。

卵焼きは、次女が気になっていた。甘い卵焼きは魚の風味があった。

手巻き・デュ・フロマージュのうなぎのブリュレをかみさんが注文する。テーブルでチーズをかけてくれる。

海苔でチーズを包みこむようにして食べるという。鰻よりも、チーズの方が勝っていたと言っていた。

追加の注文、中トロ炙り、中トロ、赤身。ネギトロ、アジ、鰻の盛り合わせ。ネギトロは、マグロと中トロを食べるといささか見劣りする。アジが身圧であり、さっぱりとした脂が好印象だった。

かみさんと子供たちは、それぞれみそ汁を堪能する。

それを横目に寿司を追加しておいた。マグロとアジをリピート。生海苔とネギトロはかみさんが注文した。小肌が気に入ったみたい。そして柚子胡椒を添えたイカ。イカは、コリコリとした食感があり、少し噛むと崩れていくような具合。

長女は残してはいけないと、少しずつ追加する。いくら、合鴨、赤海老。

合鴨が気になったのか、次女が注文する。手巻きは、とろ炙りとトリュフ手巻きで、なかなかのボリューム感がある。

のどぐろの炙り、シャコ、柚子胡椒イカ、トロタクで、そろそろ時間になる。シャコは、他のネタに比べると幾分シャリを小さくした方がよさそう。トロタクもネギトロも同じで、ネギかたくあんの違いなのでしょう。のどぐろの炙り。この寿司に限らずだけど、炙りに使っている塩がいい。醤油は二種類用意されていて、マグロ用とそれ以外を刷毛で塗って食べる。炙りは塩味がついているから、そのまま食べる。いろいろな味があり、飽きがこない。欲を言えば、かっぱ巻きで締めたかったが、巻き物は用意されていなかった。

寿司の食べ放題が終わったらデザートとお茶が用意される。バニライアスか、飲むコーヒーゼリーの選択肢があり、みんなで揃ってバニラアイスを選んだ。ねっとり、伸びのあるアイスだった。

テーブルでお会計、お腹いっぱいで満足した。


お店:池袋SUSHIWORKS
住所:東京都豊島区池袋1-8-5 シーステージ池袋 3F

Tom

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