夕食、宿泊先近くの居酒屋で済ませようと考えていた。近くにあっただいだらぼっち、長野の食材を使った料理が食べられる。開店時間と同時くらいに訪問、ラッキーなことに最後の一席があいていた。長野を満喫するには、居酒屋がいいかもしれない。
お通しにエイヒレとホタルイカ。
これを卓上の七輪で炙って食べる。
ホタルイカの旨味。苦み、酸味がありつつも、旨味が強い。様々な味がある。これはビールでも日本酒でも相性がとてもよいと思う。ちなみに生ビールが一気になくなった。
白桃とネクタリンのフルーツサラダ
なにこれ、最高と声があがる。
苦味のある野菜が、白桃の甘みを引き立てる。ネクタリンはやや酸味があるが、それが苦味に対してコントラストになり、ドレッシングとも呼応するような感じ。散らされたキューブ状のチーズも風味が高く、フレッシュであり、余計なクセがない。やや食感があるのが、長野の桃の特徴だと思う。
ナガノパープルとマスカルポーネの生ハム包み
メニューの名前だけでもおいしそう。チーズのもったり感をナガノパープルの果汁が解きほぐしていく。生ハムの塩が、味を引き締める。
大信州をグラスでお願いする。
きりりとした飲み口、最近は純米吟醸よりも本醸造の方があっているように思う。一口飲んで、燗酒に流れた。ただ、御燗は技術が必要だと思った。。。
長芋の竜田揚げ、タルタルソースが添えられている。
ほっこりとした山芋、大きさがあるが、中心までほっこりしている。さっくりとした繊維質もあり、竜田揚げは初めて食べるが、山芋ありだと思う。
トウモロコシの唐揚げ、インパクトのある見た目。
焼きトウモロコシとは違った香ばしさがある。トウモロコシの甘みがあり、油がポイントかもしれない。今回は家族で訪問したから分け合ったけれども、これ一人にひとつの注文がよさそうね。串を持って、豪快にかぶりつく感じが一番おいしい食べ方だと思う。
県産の丸茄子を使った田楽。ゴマを散らしたシソ、肉みそ、柔らかい茄子の実、パリッとした茄子の皮、どれもよかった。
串焼きもある。豚ハラミとつくね。つくねがとてもいい。食感と香り。
福味鶏のもも焼
ほどよい弾力が印象的、柚子胡椒とレモンを合わせる。鶏肉の良質な脂が引き締まる。
野沢菜漬けの天ぷら、これが酒のあてにちょうどいい。漬物なので、味がついていて、天ぷらにしていることで衣のカリカリと、しなっとした野沢菜の食感がある。
ジンギスカンが気になった。卓上で焼き上げていく。
一人前でも、十分な量がある。
生ラムのすっきりとした具合、綺麗な味わいであり甘めのタレが肉の味わいを膨らませていく。玉ねぎが辛みが目立つものの、肉の旨味が加わったタレで食べるのがよかった。
厚焼き玉子、ネギ入り。これはとても甘かった。
次の予約の時間があるのでテーブルをあける。とても満足した。
予約無しで断られる客が何組かあった。利用の際は、予約しておくのがよいと思う。
お店:だいだらぼっち
住所:長野県長野市南石堂町1420 石堂ビル