谷町九丁目の蘭亭。オリジナルな酢豚が人気だという。上本町から歩いてきたけど、谷町九丁目が最寄り駅であり、駅から近い。ランチで訪問、お店は混雑していたけれど行列ができるほどではなかった。
カウンター席に着席、メニューが貼り付けられていて、蘭亭定食を選ぶ。名物の酢豚が入り、台湾ラーメンとチャーハンがセットになっている。サラダと漬物も定食になっていて、これを食べれば蘭亭が分かるという具合かな、と思った。注文を終えて落ち着いてメニュー見たら、よくばり定食の方がよかったかな。追加300円で水餃子と蒸し鶏が入っていた。
定食の到着、酢豚を手前側に移動してみた。
台湾ラーメン。これは台湾料理ではなく名古屋飯なのだけど、大阪で食べられるなんて、少し感動する。
油の層があり、たっぷりのミンチと唐辛子。ニラが散らされていて、固めに仕上げられた麺。スープの旨味が深い。たっぷりのミンチからの出汁だと思う。唐辛子もたっぷりなので、辛みもある。辛いもの好きには物足りないかもしれないが、この唐辛子によって感じる辛さが心地よい。ミンチを食べるために、穴付きのレンゲが添えられているのがありがたい。
半チャーハンは色が濃い。
パラパラ、しっとりでバランスしている感じ。あっさりしているから、おかずをあわせて食べても優しい味わいだと思う。ちなみに白ごはんのお替りができる。
名物の酢豚。
ネギと唐辛子の色のバランスが綺麗。豚肉の唐揚げが3ピース、甘酢のタレがたっぷりで、タレに薬味を混ぜ合わせ、豚肉を食べる。これは白ごはんにあわせたら最高ではないだろうか。刻みニンニクが、パンチ力がある。
豚肉の弾力と噛み心地、噛むほどに旨みが溢れるし、タレの味わい、薬味の具合がまばらに入ってきて、味わいの変化がある。これは、他にはないオリジナルな酢豚だと思う。
お店:蘭亭
住所:大阪府大阪市天王寺区上汐3-8-21