韓国・ソウルの二日目、友人のギャラリストから18時に待ち合わせと指定された。漢江ラーメンを体験してほしいということだった。どうやら韓流ドラマなどでも人気のようで、漢江の沿岸にある公園でピックニックなどを楽しみながら即席ラーメンを楽しむことらしい。

日没間際の漢江の川岸、とても長いエリアで公園が整備されている。首都を流れる川としては、世界最大の河川ということ。

結婚式の撮影をするカップルを数組見かけた。

30分ほど歩いただろうか、目的の漢江ラーメンを食べられるエリアにやってきた。セブンイレブンとフライドチキンのお店が並ぶエリア、浮船の上にある。セブンイレブン前の人だかりが、漢江ラーメンを作る人達の賑わい。

案内されるがままにコンビニに入り、ずらりと並ぶ袋ラーメンの前で説明される。

日本語による解説もあった。

好きな袋めんを選び、お会計をすると、器とタマゴと割りばしを渡される。作り方のレクチャーの説明書は調理器のところにもあるが、友人がつきっきりで説明してくれた。

紙カップの底はアルミ(?)のような金属製で、IH調理器具が、これに反応するのでしょう。カップにはバーコードが備えられており、これを読み込ませることで調理することができる。

その前にラーメンを準備する必要がある。スープは麺の上にあけて、具も入っていたから、それも同様に麺の上にあける。オイルは食べる前に入れるので、まだ手元に持っておく。

いよいよ調理開始。お湯が出てきて、すぐさま沸騰する。タイマーが付けられているので2分経過したらタマゴを割り入れる。グルグルかき混ぜて、出来上がりのアラームを待つ。

オイルもかけて出来上がり。側面は紙なので、上の方を持つ。底は金属プレートが熱くなっているから注意が必要。

アウトドアで調理して食べる漢江ラーメン、不思議なおいしさと魅力がある。もっちりした麺は韓国の即席麺の特徴だと思うが、そのもっちり具合がよかった。

ラーメンを食べて一服したら、橋の噴水を見に行く。

週末だけなのか、毎日なのか?質問したけれど、よく分からなかった。20:30から照明もあたり、噴水ショーが続く。橋の麓にはフードトラックも多くでているし、クラフトの出店もあり、お祭りのようだった。

反対側ではDJが演奏しており、スピーカーの大音量ではなくて、みんなヘッドセットをつけていた。それが青く光り、不思議な集団の光景を見せている。ナム・ジュン・パイクを輩出した韓国はメディアアートの国だと思った。

また、漢江ラーメンを食べた浮舟に戻ってくる。今度はビールとフライドチキンを楽しむ。

かなり長いこと歩いたし、ビールが最高。軽さもあり、あっさりとした具合がゴクゴク飲める。

そのうちにフライドチキンもできあがった。紙袋に入れられて用意される。ビニールの手袋も添えられていた。

このフライドチキン、手でもって豪快にかぶりつく。チキンの様々な部位があり、その肉の旨味や食感の違いもあるが、皮のクリスピー感がたまらない。そして、部分によってスパイシーさがあり、ビールとは絶望的に相性がいい。

骨に注意しながらしゃぶりつく、そうしたリバーサイドのアクティビティを楽しんだ。

Tom

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