USHIO CHOCOLATLは、尾道から橋を渡った向島にある。細い山道を登っていくとオフィスのような白い建物が出現するが、この建物の二階がUSHIO CHOCOLATL。どこか廃校をイメージする。山道の先の絶景ショコラトリー、対向車にドキドキしながら到着した。
入り口は少し迷うけれども、駐車場側と反対側に用意されている。
残念ながらカフェは休業中だった。(2025年5月時点)少し残念。
建物の中に入るとチョコレートの香りがする。少し雑多な具合だが、このカオスな具合が、不思議と調和している。
チョコレートをお土産に買って帰ろうと思った。
瀬戸内海を望む席でお茶をしたかったが、休業しているのは仕方がない。よく晴れた日は四国まで見えるということだった。
包装紙はアーティストやデザイナーといろいろとコラボしているらしい。カオスながらもまとまりがあるのは、USHIO CHOCOLATLという軸があるからだと思った。
左がタンザニア、右があまいひとくち
子供たちには、それほどビターではないチョコレートがよいだろうと思い、この時の品揃えで一番甘いというチョコレートを選んだ。名前にもあまいひとくちとあるし。割り方が難しいが、いろいろな形に割れるのが面白い。形によって微妙な味の感じ方も変わる。甘いとは名ばかりで、かなり硬派なビターチョコレートだった。
タンザニアは、赤い粒が入っていた。
タンザニアはカカオニブだろうか。軽やかな酸味があり、ジャリ感がある食感が特徴的。苦みだけでなく、酸味も感じられる。むしろ、こちらの方が甘みを感じるのではないだろうか。あまいひとくちもタンザニアだった。ただし、カシューナッツ、カカオバター、バニラビーンズも使われていた。
日持ちがするし、じっくりと味わいたい。2025年5月の時点で、持ち帰りには保冷剤と保冷袋に入れてもらえた。これからの暑くなる時期は持ち帰りに注意が必要だと思う。
お店:USHIO CHOCOLATL
住所:広島県尾道市向島町立花2200 立花自然活用村 2F