宮島といえば、うえのの穴子飯が思い出される。寄るつもりは無かったのだけど、どれくらい混雑しているのか様子を見ようと思った。そして、弁当がスムーズに買えるなら、買って帰ろうと思っていた。かなり前に来たことがあったけれど、その時も混雑していて弁当を買った記憶がある。

お弁当のみ予約が可能、弁当窓口とレストランの入り口は分かれており、レストランの入り口には記帳台がある。予約はできないから時間に余裕がないと難しいと思う。弁当販売窓口の様子を見たら、予約無しでも買えそうだった。食べるタイミングが難しいから、ひとつだけ買い求めた。

結局、帰宅してから食べることに。

びっしりと敷き詰められた穴子、お新香は三種類。

穴子の凝縮した風味、ごはんは固めだが、それが穴子の風味とタレとをより噛みしめるような具合になる。穴子の香ばしさとごはんがほどけていくような食感、出来立てもよいが、少し時間をおいて馴染んだ具合もいい。お新香が三種類というのも気が利いている。ガリ、たくあん、奈良漬けで、それぞれに穴子の味わい方に変化を与えてくれる。いい箸休めになる。

焼きがきともみじ饅頭を食べていたから、その場で食べることはしなかったが、持ち帰りで味の馴染んだ弁当もよいものと思う。かみさんにも味見として食べてもらえたのこともよかった。


お店:あなごめしうえの 宮島口本店
住所:広島県廿日市市宮島口1-5-11

Tom

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