「清水五条」すば

打ち合わせは順調に終わり、京都駅で解散になった。このまま帰るでもいいけれど、お昼を京都で食べて行こうと思った。京都の個性的なそばのお店、五条にあるすばに寄ってみたかった。

地図を見ながら辿り着く。???がでた。看板出てないのね。お店の中で、何かを食べている人が確認できるので、ここがそうなのだろうということは分かるのだけど、地図と見比べて再確認した。

京都の個性的なそば

薄暗い店内、まずは状況の把握をする。四枚の引き戸は、どこからでも入れるようだが、向かって一番右手の引き戸から入るのが効率がよさそう。入ってすぐの壁にメニューが貼ってあり、そのまま奥に進むと、注文口がある。

注文口にもメニューがあるけど、この注文口は料理の受け取り口でもある。慌てないためにも、事前にメニューを確認しておくのがいいと思う。

ホルモンと黄ニラのそばをお願いした。呼び出しの声に注意を払いつつ、空いているスペースに落ち着く。大きな陶器製(?のように見えた)のカウンターが二つ置かれている。そのうちのひとつの空いているスペースだが、カウンターの中央部が大きく窪んでいた。

そのうちそばの出来上がりの声がかかり、受け取ってきた。窪みのために、丼は置けなかった。。。

京都の個性的なそば

おつゆがいい。味わいに奥行がある。そして、そばの繊細さ、コシもあるが、もっちりとした具合もある。そして、なんとも香りがいい。

黄ニラをおつゆに浸して食べる。しゃっきり食感。えぐみはまるでなく、ニラのほのかな香りが、おつゆと絶妙にマッチしていて、とてもおいしい。

ホルモンのパンチ力、とはいえ、とても上品なホルモンであり、このコクが段々とおつゆに広がっていく。七味を振ると、なおよい。丼手前の赤い薬味は、それほど辛さがあるわけではなかった。

立ち食いそばなので一人客も多めだけど、カップルが多かった。こうした体験ができる立ち食いそば、人気だと思う。


お店:すば
住所:京都府京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町182-10