福岡のイベントに参加するためにかみさんと二人で出張にやってきた。子供たちが留守番できる年齢になったのだ、という感慨深さとかみさんと二人で過ごすというのが、とても久しぶりな感じがした。移動日にイベント準備、とてつもなく暑い福岡、ホテルに荷物をおろして、近所でランチにする。猫と魚で日替わりランチを食べる。落ち着いた雰囲気の魚定食のお店、ゆっくりとランチ時間を満喫できるお店。

お店に到着したタイミングは、開店直前の準備をしていた。のれんは出ているものの、営業しているのか?何が食べられるのか?が分からなかった。他の店に流れようかなと思っていたら、中から店員が出てきて案内される。日替わりのメニューも説明してくれた。スズキのフライですって。

暗めの店内は、目が慣れたら、とても落ち着ける雰囲気、壁にかけられた沢山の時計、時間はあってないみたい。古民家風の内装に、時間は忘れてもいいよ、というような印象を受けた。

小鉢とごはんとお味噌汁。お味噌汁が陶器で出されるのが珍しいな、と思った。

白和えには柿が入っていた。初秋、旬のハシリかな。サバの南蛮漬けと漬物。ごはんとみそ汁はお替りできると説明されたかな。しっかりと粒のたったごはん、みそ汁も丁寧に作られている。

スズキのフライもやってきた。タルタルソースがたっぷり。

揚げ立てのスズキのフライ、ホクホクしている。

定食の完成、品数も多くうれしい。

さっくりとしたスズキのフライ、タルタルソースを添えて食べるけれども、何もつけなくても魚の旨味がある。キャベツにかけられたドレッシングの酸味が心地いい、このキャベツの千切りをフライに添えて食べるのもいい感じ。

サバの南蛮漬けは初めてだけど、サバの風味が活かされつつも、青魚のクセは全くない。穏やかな酸味も食欲を誘う。白和えも味付けは控えめで、素材を味わいを探る具合だった。

営業開始してしばらく、おひとり様女性で、ほぼ満席になった。ゆっくりとランチ時間。おかずのバラエティもあり、渡辺通で落ち着いてランチができる貴重なお店なのだろうと思った。


お店:猫と魚
住所:福岡県福岡市中央区渡辺通1-9-3

Tom

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