「新論峴」チルベクハヌクッパ

日中の強い日差しのいい天気から日没後は雨が降り出した。しかも、結構強めに雨が降ってきた。外出しなくてもいいかなと思っていたけれど、ビールは飲みたい。絶品ユッケビビンバが名物というチルベクハヌクッパというお店を調べ出し、出かけることにした。

青い看板のレストランは、なかなか珍しいと思った。

チルベクハヌクッパ

基本は韓国語で話しかけられる。困った顔をするか、英語で反応すると、日本語(英語)メニューを持ってきてくれる。ビールを注文するとして、何を食べようか悩む。

ユッケビビンバが名物なのはわかっているのだけど、雨の中を歩いてきたので少し温かいものを食べたい。メニューを眺めているうちに韓牛(ハヌ)の提供が、どれほど優れている店なのか、ということが分かり、ユッケビビンバとスユクナムルを注文する。ちょっと食べ過ぎかなと思うけれど、名物らしきユッケビビンバは外せないだろうし、火を通したハヌも試してみたい。

用意されたキムチとカクテキをつまみに、ビールで喉を潤した。

チルベクハヌクッパ

カクテキの味が好み、甘みがあって、大根のコリコリと辛味がほんの少しある。

ユッケビビンバが到着する。結構、肉の量が多い。

チルベクハヌクッパ 絶品ユッケビビンバ

ごはんは別盛りだった。そしてスープもついていた。

チルベクハヌクッパ 絶品ユッケビビンバ

辛い調味料は好みの量を入れるようにとジェスチャーで教わった。

ごはんを入れて、調味料も入れ、混ぜ合わせる。

ユッケを食べてみると、これが素晴らしい。赤身の旨みがある。温度がポイントだろうか。冷たすぎるわけではなく、甘みを感じられる。

後から来た客の注文のほとんどがユッケビビンバなのも頷ける。絶品のユッケビビンバであり、名物料理なのだとわかった。

日本人グループ客もよく来るが、ユッケを注文することはなく、クッパを食べている人が多かった。これは食べるべきだと思ったが、人それぞれ好みがあるしね。

スユクナムル(日本語メニューに書いてあった)が到着する。注文時に量を聞いたら300gだと聞いていたが、想定よりも量が多いと思った。

チルベクハヌクッパ

パリパリとした野菜に煮込んだ韓牛、辛い部位もあるけれど、素材の味わいが感じられる味付けだと思う。火が入った韓牛は、ほろほろほどけていくような具合で、これもまた違ったおいしさがある。ビールよりも焼酎の方が相性がよいだろうと思った。


お店:チルベクハヌクッパ 칠백한우국밤
住所:365 Sapyeong-daero, 반포1동 Seocho District, Seoul