「バーゼル」Café-bar Elisabethen
教会の中のカフェ、Café-bar Elisabethen に寄ってみた。
通り沿いに看板が出ていて、Googleで翻訳してみたら礼拝堂に行く前にバーに寄ってもいいんじゃない、みたいなことが書かれていることが分かった。面白い。
お店(礼拝堂?)に入ったらすぐにカウンターがあり、3席ほどのテーブルと物販コーナーがあった。カウンターで注文する方式だろうと思って、カウンターに寄ったら、CASHと大きく書かれている。あらら、現金持ってないや、そのことを告げて帰ろうとしたら、現金歓迎であって、カードも使えるよ、ですって。日本にもカードも使えるけど現金歓迎のお店はあるけれど、スイス・バーゼルでもそうなんだと思った。
カフェオレとクロワッサンをもらう。お水がついていた。
このお店に限らず、クロワッサンは濃いめの色が多かったと思う。色合い的には、プレッツェルのような感じだろうか。カリッとした食感があり、中の生地は伸びがある。豊かな風味で、スイスの乳製品の特徴だろうか、なんて思ってみたりする。
乳製品がいいだろうということで、コーヒーではなくカフェラテを飲む。やはりこのお店に限らず、コーヒーとしてではなく、エスプレッソなどのイタリアンバールのようなメニュー体系のお店が多かった。アメリカーノはあまり好きじゃないし、乳製品の風味を楽しみたい。豆の風味なのか、牛乳によるものか、甘苦の良質なコーヒーだった。
教会の中のカフェ、客はひっきりなしにやってくる。2階やテラスにもテーブルがあって、ワンオペ大変そうだなと思っていたらバイト(?)が遅れてやってきたらしく、ごめんごめん(想像)と言いながら手伝いはじめていた。他のお店に比較して相対的に価格が安いことも魅力的なんだと思う。
スイスは物価が高かった。感覚的には日本の2.5倍くらい。そして日本は(立ち食いそばから高級店まで)様々な価格帯の飲食店があるが、スイスでは業態に関わらず価格はあまり変わらないようだった。けれども体験した限り、店の人はフレンドリーで、英語で丁寧に説明してくれるし、基本的に親切な人が多い印象だった。
お店:Café-bar Elisabethen
住所:Café-Bar Elisabethen, Elisabethenstrasse, Basel