「池袋」新珍味
池袋の新珍味でターローメンを食べる。池袋の西口の繁華街にあるお店、角地で黄色地に赤い文字の目立つ看板が目印になっている。ターローメン食べようと思って寄ってみたけれど、餃子もいいのかな。
カウンターに腰かけて、むしどりをおねがいする。むしどりだけだと寂しいから、老酒ももらった。
老酒をちびちびやっているうちにむしどりが到着する。
骨ごと蒸した鶏、手羽先もあるけれど、半身分なのかな。柔らかな鶏肉、かじりつくと骨にあたることがあるから、しゃぶりつくようにして食べるのがいいと思う。繊維質な部位の鶏肉のふっくらした食感があるし、ほぐれていくような具合がある。コラーゲン、皮と軟骨の周り、様々な味わいがある。タレがパンチがある。ニンニク使っていると思うのだけど、力強さがあり濃い味が、老酒にもあう。
ターローメンが到着した。熱々のあんかけ麺。
具沢山のあんかけから、麺をひっぱりだす。
平たい太麺、コシがある。固めのゆで上げに感じたけれど、熱々あんかけを食べているうちにのびないようにだろうか。あんかけはキクラゲと卵と豚肉が目立つ。特に卵は、どこをとっても混ざっている感じがする。
あんかけ麺だから、すすりあげるというよりも、レンゲで麺を巻きつけながら食べるのがいいと思う。麺がまとまって食感は強くなり、もちもち感も感じられる。豚肉は砕けるような具合で、キクラゲの独特な弾力がその他の具材とのリズムを見せるよう。
むしどりのタレは濃いめの味付け、それでもターローメンを二口も食べれば、こちらのスープの味わいに慣れてくる。
池袋でターローメンを食べたくなったら寄りたい。冬がいいのかな。でも、メニューにあった汁無し担々麺も気になるし、餃子も食べてみたい。
お店:新珍味
住所:東京都豊島区西池袋1-23-4