「ベネチア」Ai Do Archi
ベネチア初日はベネチアビエンナーレを見る予定、ジャルディーニから見始めて午後3時過ぎにアルセナーレに移動してきた。7時までオープンだけど、体力とバッテリーがもたないために初日の日程を終了する。アルセナーレからサンタルチア駅へ向かっている際に見つけたお店、テラスでマダムが食べているピッツァがうまそうだった。一人の利用でもスムーズにテーブルに案内してくれた。ベネチアの海鮮料理を食べよう。
歩き疲れていたし、駅までは、まだまだ距離がある。何か食べて元気をつけておかないといけないと思った。考えてみれば、お昼食べてなかったな。
シーフードを食べたいと思っていた。アンティパストに魚を選び、テラス席で食べていたマダムに釣られてピッツァを頼む。シーフードだから白ワインだろう、イタリア産のシャルドネをお願いし、勧められるままに水も注文。
パンがカゴで沢山運ばれてきた。このあたりはコペルトに含まれるのでしょうね。このパン、表面は固く乾燥しているが内側がしっとりしている。
英語でメニュー名はStock Fishと書いてあった。「これは何?」と聞いたらマンテカートと教えてくれた。この時は分からなかったけれど、干し鱈なのね、そして名物のベネチア料理だった。
添えられているのは、恐らくポレンタ。
これが、とてもいい。魚の旨味があり、ほんのり温かい。生かまぼことでも表現しようか。魚のすり身の旨味が表面積が広くなっていることによって、口の中に広がる。オリーブオイルが散らされているけれど、テーブルにも用意されているから追加することもできる。
パンに合わせるが抜群だった。お昼食べていなかったこともあり、パンを結構食べてしまった。
ピッツァ・アメリカーノを注文していた。注文するタイミングでは気が付いていなかったけれど、ポテトフライが乗ったピッツァだった。日本でも食べたことある。
このボリュームは少しきついな。ポテトフライをつまみつつ、白ワインで流す。
生地は素朴な小麦の味わい、噛み込むとじんわりと甘みが感じられるくらい。ソーセージとチーズよりもポテトフライの主張がある。
案の定、食べきれなかったので持ち帰りの包みに入れてもらった。ピッツァはトマトソースを食べたかったな、そしてこのお店はピッツァよりもベネチアの海鮮料理がよさそう、イカ墨のスパゲティを食べればよかったかもしれない。
想定よりもお会計は安かった。円安でドキドキしていた分、お得に感じた。
お店:Ai Do Archi
住所:Castello 6359 Calle Barbaria DE LE Tole