「佐賀」 路地裏の佐藤家
佐賀でスープカレー。路地裏の佐藤家の記事を佐賀経済新聞の記事で見かけた。今度佐賀に行くときに、是非とも寄ってみたいと思っていた。
表通りから未舗装の砂利道を少し歩いて入っていく。一軒家、A型サインが無ければお店と認識できないのではないだろうか。
メニューはスープカレー、札幌の名物が佐賀で食べられる。
一番人気というチキン野菜を選ぶ、野菜が11種類入るという。そして、カレーの好みによってカスタマイズしていく。スープはチキンスープ(もうひとつはエビスープで100円増しだった)、辛さは3辛を選び、ごはんは中サイズ。
カウンターに腰かけて、カレーの到着を待つのだけど、予約の客が結構入ってくる。一軒家の続きの間、畳の部屋に案内されていった。
カレーが到着する。彩のある野菜は、才津さんの野菜ということ。店主が野菜作りを教わっていたとか書いてあったと思う。
種類の豊富な野菜は、ごぼう、いんげん、かぼちゃ、にんじん、なす、おくら、じゃがいも、ズッキーニなど色々、ゆで卵と、大き目の鶏もも肉が入っている。
3辛は、他の店の中辛よりも少し辛いくらいということだったけど、幾分マイルドな感じがする。もっと辛さを追加してもいいな。
ジャガイモがたっぷり、崩してカレーを混ぜつつ食べる。ごはんは、カレーをかけてもいいし、カレーの中に投入してもいい。最初のうちはカレーをごはんにかけて食べる。最後に残ったスープをあますところなく食べるために、ごはんは少し残しておく。
骨付きのチキン、身が簡単にほどけていく。身をほぐして、ジャガイモやごはんと混ぜ合わせながら食べる。鶏肉の旨味がある。
野菜の個性が強い。それぞれの野菜の味わいがあり、その力強さから、それぞれを丁寧に食べる。
カレーを食べ終わり、次の予定まで時間があることに気が付いた。どこか喫茶店でも行こうかなと思ったものの、コーヒーが自家焙煎という。カレーを食べると割引もあるし、ここでコーヒーを飲んでいこう。行列はなかったし。
蜜掛けのナッツが添えられてきた。
苦味は、ローストした香りをまとっている感じがする。フレッシュなコーヒーだと思う。なぜなら、苦味があるのに、すっきりとした味わいだったから。濃い味なのに重さがなかった。
カレーとコーヒーは相性がいいな。
いい時間になったので、お会計を済ませた。路地裏にあるためか、お店に到着できず、表通りまで迎えに行く人が何人かあった。
お店:路地裏の佐藤家
住所:佐賀県佐賀市天神2-4-12