「飯田橋」 いちげパン

いちげパンでパンを買っていこう。定番ながら、割と個性的なパンを揃えているいちげパンに寄ってみた。町パンのコッペパンサンドを食べようと思った。いちげパンは、コッペパンサンドに関わらず、総菜パン、菓子パン、サンドイッチなどを品揃えしていて、どこか和むパンを焼いている。

いちげパン 町パンのコッペパンサンド

散々迷って、コッペパンを二つ買い求めた。ひとつでも良いかなと思ったけれど、かなり絞り込んだ感じ。

棚のポップに、揚げたてと書かれていた鶏ササミフライのサンド。

いちげパン

もうひとつは、贅沢にもタマゴサラダ、メンチカツ、ツナサラダの三種類が楽しめるサンド。

いちげパン

パン生地がふかふかで、柔らかいのはともかく、しっとりとした風合いがある。

ツナサラダ、メンチカツ、タマゴサラダへの展開が、とてもスムーズで、これはコッペパンの素地があるからこそだと思う。つまり、コッペパンが、それぞれの具材を包み込み、そのコッペパンの味が、次の具材への接続をスムーズにしている。

もうひとつのサンドイッチ、ササミカツのサンドは、まだほんのりと温かかった。カリカリとしたフライの食感、タルタルソースが特徴的で、酸味がやや強めだけれども、嫌みになっていない。むしろ、止まらなくなるようなおいしさがある。ササミはあっさりとした印象があるけれど、フライにすることと、個性的なタルタルソースにパンチ力があった。

町パンとして最高、江戸川橋地蔵通り商店街には、ナカノヤがあるけれど、どちらも長く続いてほしい。どちらも町パンのコッペパンサンドが食べられる。


お店:いちげパン

住所:東京都新宿区新小川町8-3