「神楽坂」なきざかな
スイスからやってきたというアーティストの夕食、お店の選択を任された。生魚なども抵抗ないということなので、神楽坂的なお店に案内しよう、神楽坂で魚をお手頃に。なきざかなが雰囲気、料理、価格のバランスがいいでしょう。予約をしておいた。オトナリはかなりの賑わい、ナキザカナも混雑していた。予約が吉。
飲み物を決める前に何を食べたいのかで盛り上がっていた。お造りを食べようという話をしていたため、なきざかな限定の日本酒をお願いすることにした。
フルーティーな日本酒、これが刺身とよくあう。
お通しは、ビー玉くらいのおにぎりとスープだった。スープを少し飲んで、そこにおにぎりを入れて食べると言うこと。すきっ腹でお酒はきついので、こうしたお通しがありがたい。
お造り盛り合わせは三人前の盛り込み、注文は二人前からできる。ともかくバラエティのあるお造り、11種類の盛り込みなのね。
鱧の天ぷら、出汁に浸してあった。天ぷらじゃなくて南蛮漬けとあったかな。衣にしみた味と身の味わい。鱧うまいな。
こちらは鰻の白焼き、残念ながら、僕の口には入らなかった。
そして鰻まき。
注文する際に、卵焼きの上に鰻が載るんですよ、と説明された。こういうことなのね。
鰻の柔らかさ、濃いタレは鰻のかば焼きのタレを彷彿させる。卵焼きのパリっとしたテクスチャが良かったな。この食べ方なら、卵焼きはパリッと焼くべきだと思う。
トウモロコシの天ぷら、三人前。
ひとつの柱が一人前ということ、カレー塩で食べるのだけど、トウモロコシの甘さとカレーのスパイシーさがある。やや強めの揚げあがりなので、よりカレーの風味が合うのだろうね。
スイスからの友人はわさびが好きというので、わさびの葉の巻物を注文してみた。
すりおろしたわさびほどの刺激はなく、さりとてわさびの風味は感じられる。この細巻きに、とても喜んでいた。
もうひとつはトロタク巻き。
日本酒を何杯か、最後に飲んだ日本酒はクリームチーズがあうということで注文した。海苔にまいて食べるクリームチーズ、何かの和風のオイルに付け込んでいたかと思う。
オススメされるだけあって、クリームチーズと日本酒の相性がとてもよかった。そういえば、いぶりがっこのクリームチーズは、日本酒に最適なつまみだったな。
お店:なきざかな
住所:東京都新宿区神楽坂5-35 おおとりビル B1F