「江戸川橋」護佐丸

副業が充実しているように思う。いや充実を超えて多忙かもしれない。ただ、この忙しさが、その他の困難を薄めてくれているように思う。そうしたことを噛み締めて、しばらくゴーヤを食べていないことを思い出す。人生には苦味が必要だ。護佐丸でゴーヤチャンプルーを食べよう。

メニューをじっくり見る。そばも食べたいけれど、ゴーヤーチャンプルーとそばがセットになったメニューはなかった。ゴーヤーチャンプルー丼とそばのセットはあったものの、丼は少し違うかなと思った。

護佐丸

もずくとお新香、ご飯に豚汁。そしてゴーヤーチャンプルーが用意される。

まだまだ暑い日が続くけれど、汁物、豚汁が嬉しい。

ゴーヤは苦味が抜かれており、クセの無い仕上がり。シナっとした食感で柔らかく食べやすい。卵、豆腐、もやし、そうした具材と合わせて食べると、やや存在感が薄まる感じ。もっとガツンと苦味を食べたいな、なんて思った。

豚汁がいいね。そばを注文したら豚汁は出てこないと思うから、定食を食べる楽しみの一つになると思う。脂の旨みと味噌の旨みが融合している具合が、とても良かった。小ネギもポイント高いよね。

顰めっ面になるくらいの苦味を期待していたものの、マイルドなゴーヤに、こうした方向性もあるのだな、と思う。護佐丸でゴーヤチャンプルーを食べるのは初めてのことだったけれど、一度味を知れば、また注文することもあるだろうと思った。


お店:護佐丸
住所:東京都文京区水道1-5-16