「国際センター」炭火やきとり ゴマメ
名古屋の友人と合流して一杯飲みに行く。友人が候補の店をいくつか提案したものの綺麗な商業ビルの地下のお店、気分としては町場のお店に行きたいと考えていた。シンプルな料理を食べたい。柳橋市場の近くの焼鳥のお店ゴマメを見つける。そういえば、鶏肉を素焼きしたものが食べたいとリクエストしていた。焼鳥のことだ。この界隈にあって落ち着いていて、綺麗で、おしゃれなお店だと思った。
様々に情報交換をする。お互いにアート関連の仕事があるから、普段できないような話もできるし、最初からとても楽しかった。
ビールを飲まない友人にあわせてハイボールで乾杯したら、お通しといって運ばれてきた。
鴨を熱した鉄塊に乗せて炙って食べる。レモンか、味噌を好みでつけて食べる。
熱々の鉄板、これ面白い。
友人が、「おっさん二人じゃなくてデートで来る店だ」と言っていたけれど、もうその考え方は古いよとツッコミを入れる。
友人は選択することを放棄したのか、焼鳥をおまかせでとお願いしていた。そして最初にやってきたレバーを見て、しまった、と言っている。痛風だからと言うが、実際には痛風予備軍だと思う。
レバーがめちゃくちゃよかった。中心まで温かくなっているものの、トロトロとした具合は、口の中で溶けてなくなってしまう。
つくね、こんもりとしている。
温かいうちに食べるべき、ハフハフ言いながら。軟骨的な食感があるけれど、均質であり、滑らかな具合だった。ゴリゴリ強い食感もいいけれど、つくねの味わいは、こちらの方が引き立つと思う。
ささみの霜降り。
ネギと大根おろしでさっぱりと食べる。わさびが添えられていると良かったな。少しさっぱりな具合だった。
焼鳥を追加、ネギマとぼんじり。
炭火で炙った焼鳥、香りがいいと思う。ぼんじりは、脂を貯めている様でぷくっとしている。上質な肉汁があふれだしてきた。
せせりがあった。
食感の強さと肉の旨さが共存している部位だと思う。初めて食べたときはおいしさに驚いた。旨味が凝縮しているようで、じんわりと広がる味わいがあった。
焼鳥の他にもメニューがあるものの、そろそろいい時間ということでお開き。
お店:炭火やきとり ゴマメ
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-21-6