「武蔵小金井」オーブンミトン
武蔵小金井の一清で塩ラーメンを食べた後、展覧会で挨拶をして、家族へのお土産でシュークリームを買うために「オーブンミトン」へ向かう。
何かのテレビ番組で見たのだけど、はっきりと覚えていない。でも、それ以来近くに出かけたら絶対にシュークリームを買おうと思っていた。その決意を表すために、出かける際に家族に「お土産はシュークリームだから、今日のおやつに食べよう」と宣言していた。
お店に到着、少し遅めの時間なので、売り切れていたらどうしようと思っていた。けれども、近所にもケーキ店があるようだから、バックアップにはなるだろうと思っていた。
通りから一本入る路地にお店があり、目の前がコインパーキングで便利そう。カフェもあるようだけど、現在はカフェ営業はしておらず、ランチは要予約とあった。
シックな落ち着いた店内、幸いにしてシュークリームは数があった。けれども他のケーキは、数も種類も少なくなっていたみたい。ひとまずシュークリームを注文し、その他にも気になったケーキを選んだ。注文を終えた後で、残りのシュークリームを全部注文している方があり、タッチの差だった。
ケーキを持ち帰り
中央線と東西線を乗り換えて、おおよそ1時間、帰宅したら、かみさんがお茶を用意してくれた。お店で紹介されていたシュークリームの食べ方をみんなで確認してから食べる。
こじんまりとしたシュークリームは、バーガーのように上下でカスタードクリームをサンドしている。シュークリームの食べ方として紹介されていたのは、上側を持ち上げて、クリームをディップして食べるというもの、確かに、そのままかじりついたら、せっかくのカスタードクリームがこぼれてしまう。
さっくりとしたシュー生地、クリームが滑らかというか、渾然一体となった具合で、最初からカスタードクリームとして存在していたのではないかと思う。混ぜて、練ってという痕跡が見当たらない。とてもおいしいのだけど、何だろう。言葉にするのが難しいと思った。
このケーキは最後のひとつだった。名前が分からない。初めて聞くお菓子の名前だったと思う。外側のさっくりと、内側のコクのある弾力のある生地、やはり口の中でほどけていくような、溶けていくような、そんなケーキだった。
シフォンケーキ
ふわふわで、つぶさないように慎重に持ち帰ってきた。スポンジがきゅっとしぼむかと思ったら、ほとんどが口の中で溶けてなくなっている。甘い風味が口の中に残り、なんとも言えない多幸感がある。
タルト
パイナップルとバナナのタルト、しっかり目のタルト生地にパイナップルの酸味とバナナのまったり感、酸味と甘みがフルーツによってもたらされている。
とてもいいケーキだった。
お店:オーブンミトン
住所:東京都小金井市本町1丁目12−13