「西大橋」うどんと天ぷら 山斗
出張二日目、思ったよりも早く目が覚めた。昨夜の会食が終わったのが21時半と、割と早めだったことも関係しているかもしれない。モーニングに出かける前に一仕事して、食べて帰ってきてからも仕事を片付けた。ホテルのチェックアウトは11時、時計を見たら、あと30分だった。あらら、仕事に夢中で荷造りしていなかった。
ホテルを出たのはチェックアウト10分前くらい。前の日に引き続き、この日も暑い大阪。もう夏だな、と思う。ジャケットを持ってきたけれど、着るタイミングがなかった。
知り合いのアーティストが大阪で展示をやっているので顔を出そうと思ったけれど、開廊時間までは、まだ一時間もある。早めのランチと思って、「うどんと天ぷら 山斗」に出かけてみることにした。
お店に到着してみたら、昨年の1月によく寄っていたあたりだった。懐かしいというか、このお店にきがつかなかったのは、なんでだろう?と思った。恐らく一緒に出張に来ていたインド人の同僚が、うどんを好まなかったからだろう、と結論付けた。彼は元気にしているだろうか。
食券機で食券を買う仕組み、文字だけの食券機だから落ち着いて、食べたいものを吟味したい。後ろに人が待っていたとしても、それは仕方がないのではないかと思う。幸いにして、後ろに並ぶ人は無かったけれど、店内は賑やかになっていた。
釜玉カレーうどん、とても惹かれる。前の日のランチにカレーを食べたというのに。。。
三席のカウンター、アクリル板のセパレータがあるので、個別ブースといった感じ。荷物入れのカゴ、ティッシュに調味料などが、個別ブースに用意されていて、丁寧な店だな、と思った。
カレー釜玉の到着、釜玉にカレーをかけたって、アイデアだと思う。
そして、釣銭で鶏天をひとつ、食券を買っていた。
大山鶏を使った鶏の天ぷらは、名物であると書いてあったから、食券を買っておいてよかったと思った。まぁ、追加注文できるのだけどね。
釜玉は、うどんにあらかじめ卵が絡められている。それだけを食べてみたら、卵のクセの無い風味とうどんの食感と香りがいいものの、さすがに塩気が欲しくなった。
カレーと混ぜて食べてみる。三つともに相性がいいものね、カレーと卵とうどん。
カレースパイスが添えられるので、それを少し振ってみた。好みのスパイシーさになり、こうした調整ができることも、この店の心遣いだな、と思う。
大山鶏の天ぷらは、揚げたて熱々であり、身がさっくりとさける。味がついているが、塩などで食べるといいとあった。そのまま食べても十分な旨味がある。半分食べて、半分はカレーにつける。衣が落ちて、カレーをまとうと、なんともいえない絶品の味わいになった。
お店:うどんと天ぷら 山斗
住所:大阪府大阪市西区新町1丁目33−16