「万博記念公園」 万博食堂

知人が展示しているギャラリーを後にして、次は国立民族学博物館に立ち寄ることにしていた。ラテンアメリカの民衆芸術を見るため。万博記念公園の中にあるので、岡本太郎の太陽の塔を近くで見られることも楽しみだった。

今まで、いろいろな展示で太陽の塔の模型を見ていたけれど、ようやく実物と対面する。(ある意味では模型も実物かな。)大阪モノレールの駅をおりてからずっと見えていたから、どんどん近づいて行って、実物の大きさに圧倒する。中に入ることもできるけれど、時間が無いのであきらめた。

太陽の塔

民博の特別展示を見て、リモート会議をひとつこなし、後は帰るだけとなった。空港に移動するにはまだ早すぎるので、万博公園に隣接するららぽーとに寄って行こうと思った。

レストランのリストから「万博食堂」を選んだ。

脳内で三波春夫が無限リピートしていたし、絶交されたらどうしよう、とか思っていた。

万博食堂 店頭

さておき、店頭のサンプルケースから、アメリカ館の月の石ハンバーグを食べていこうと思った。アメリカとも、月の石とも関係性は薄いと思うけど、アメリカ館に展示された実物の月の石が好評だったとメニューに説明されていた。

グラスワインを赤で注文する。空港ラウンジでお酒があるけど、僕は上級ラウンジは使えないので、ここでワインを飲むのは理にかなっている、なんて思った。

赤ワイン

アメリカのダイナーみたいな店内、夕食には早い時間だったので、他に客はない。EXPO 70のポスターがエモい。赤ワインを飲みながら、ポスターを眺める。

2025年の大阪万博は、遊びに来るだろうか。。。

 インテリア

ハンバーグの到着、ライスとスープもセットになっている。

万博食堂 アメリカ館の月の石のハンバーグ

熱々の鉄板に山盛りのコーンとブロッコリー、ポテトフライ。小さな鍋の中に入っているのはカレーだった。ココットの中には温泉卵が入っている。ハンバーグは、こんもり丸く、これを月の石に模倣しているのかと思ったけれど、そうでもないのでしょう。

ハンバーグは適度に弾力があり、肉汁をたたえている。カレーソースにつけてもいいが、十分な味だと思う。ブロッコリーやコーンが、ワインのつまみにちょうどいい。箸のサヤに興奮して箸を使っていたけれど、フォークじゃないと食べづらいね。

温泉卵とカレーのソースは、ごはんにかけてみた。そういえば、この日のランチも、前の日のランチもカレーだったな。。。

このお店のカレーについては、もう少しスパイシーさがあってもいいけれど、ハンバーグも併せて食べるとコクがあるし、洋食店のカレーのよさがある。


お店:万博食堂

住所:大阪府吹田市千里万博公園2−1 ららぽーとEXPOCITY内