「下仁田」コロムビア
群馬県の下仁田と言えば、ネギが名産。そういえば群馬県産の食材ですき焼きが作れるという唯一の県だというキャンペーンを見た。ネギ、牛肉、白滝、タマゴにキノコ類、確かに全て群馬県の名物だな。そんなこともあって、コロムビアのすき焼きを食べたいと思っていた。
久しぶりの群馬。お婆ちゃんと面会をしたいと、長女から言われた。確かに2019年から出かけていない。ドア越しだというけれど、旅行がてら会いにいくことにした。ほんの少しの時間だったけれど、顔を見られてよかったみたい。
面会を終えて下仁田の「コロムビア」に向かう。
ちょうど空席があって、並ばずに入ることができた。
座卓に案内、正午あたりだったけど、既に満席状態だった。
上州和牛のすき焼きセットと追加の下仁田ぶたの追加肉をお願いする。注文を済ませるのと前後して、卵やとんすい、お新香などが用意される。僕以外は、卵を泡立てるまでかき混ぜたい。だから三人はひたすら卵を撹拌していた。
味噌田楽、こんにゃく好きのかみさんの希望、甘い味噌とプルプルのこんにゃく。
上州黒毛和牛のすき焼き四人前。
全て群馬県産の食材という。
下仁田ぶたの追加肉
牛脂を置いて、下仁田ネギを焼いてから野菜を入れて、割下を入れて煮るという。
そして、肉を入れたら更に割下を追加して食べる。
豚肉から先に焼いてくださいと言われたため、牛肉をひっくり返して野菜を取り出し、鍋に投入。
いい感じに煮えたところで、豚肉を並べて割下をかける。
しっかりした肉質の豚肉、キメの細かさだろうか。赤身の旨みがあるな、と思った。
豚肉を平らげたら、牛肉を鍋に投入する。一切れが、とても大きい。柔らかく、肉の甘みが素晴らしい。絡めた卵が肉の甘みを引き立てる。
一人あたり二切れかな、大ぶりなために、かなりのボリューム。
牛と豚食べたいよね、なんて言いながら四人前に+一人前にしたけれど、三人前牛で一人前豚で十分だったかな。
肉厚のしいたけ、細いしらたきなど、野菜が肉の味を吸って、どんどん美味しくなる。
鍋の下の方では、下仁田ネギがクタクタに煮えていた。このネギの甘いこと。このネギを食べるために、すき焼きを食べる。そんなことを言っていた人が居たことを思い出した。
お腹いっぱいだけど、〆のうどんを注文した。
上等な焼きうどんになった。
お店:コロムビア
住所:群馬県甘楽郡下仁田町下仁田362