「京都河原町」 ワルダー

パンを買って帰ろう、帰るまでに少し余裕がある。「ワルダー(Wälder)」に寄ってみた。ドイツパンのお店みたい。ドイツ語読みだとヴェルダーだろうか。ドイツ語で森林という意味だった。

食事パンを中心に翌朝に食べるパンを選ぶ。

写真の奥にある焦げ茶色の大きなパンは名物だというクリームパン、時計回りにさつまいものパン、イブリガッコとクリームチーズのパン、チーズプレッツェル。ドイツパンといえでも、少しひねりがあるのが京都ぽいと思う。

ワルダー ドイツ語で森林

白い丸いパンの中のイブリガッコ、クリームチーズとの相性は抜群で、しっとりとしたパンがそれらを受け止めている。ポリポリとさせながら食べるパンの、なんとも不思議な感覚。これは日本酒にあわせるといいだろうか。

大きなクリームチーズのパン、家族で分けるために四等分にしたけれど、それでもかなりのボリュームだった。しっかりとした焼き色の表面とカスタードクリームとの対比があり、甘さが際立つようだった。

さつまいものゴロゴロとした感じ、生地のしっかりとした具合、食感の変化が面白い。

プレッツェルは、ドイツではビールのつまみという。チーズも追加されているから、ワインの方が合うのではないかと思うけれども、ドイツのビールの軽やかな酸味を考えるとうなずける。


お店:ワルダー
住所:京都府京都市中京区坂井町452