「渋谷」かつどん屋 瑞兆
秋の雨の季節だろうか、台風が来ていたからかな。雨の渋谷、東急ハンズで買い物をしつつ、ランチでかつどん屋 瑞兆に寄ってみた。渋谷の個性的なかつ丼が食べられる。
あんまり行かない渋谷の奥の方、裏口方面からビルに到着し、お店の前まで行ったら行列ができていた。みんな傘をさして並んでいる。買い物の後の予定もあるし、次回かなと思ったら、行列整理のお姉さんが、今ならそんなに待たないという。
待ちましょう。どのみち、何かを食べる予定だし。
並んでいるうちにオーダー、といっても卵をダブルにするかどうかと、ごはんの量の確認だけ。とんかつ単品のみ、卵ダブルにする場合は、100円玉を用意する。
案内された通り、ほとんど待たずにカウンターに着席できた。
カウンターのみのお店、8席の狭小店、椅子の幅が、自分のスペース、なんだか久しぶりの感覚だと思った。そして、カウンターの上の木桝に100円玉を放り込む。お吸い物とお茶が用意されているから、それを台からカウンターにおろす。
やがて、かつ丼も台に到着した。ちょこんと乗った蓋がかわいい。
卵がとんかつの下にしかれている。
作っているところを見ていたけれど、卵を鍋にかけて卵丼のように作り、そこにとんかつを乗せて仕上げる。丼のごはんの上に載せたら、さらに割り下をかけていた。
甘いタレに、サクサクとした衣。
とんかつは薄めであり、衣のサクサク感とあわせて、これは紙カツだなと思った。紙カツからすると、ずいぶん厚みはあるけれど。
サクサク衣にまとわされた甘い割り下、この甘さが、ごはんとよくあう。
卵ダブルだけど、ダブル感はどうなのだろう、隣の丼をチラ見したけれど、あまり違いは判らなかった。ダブルというからには、とんかつの下の卵が二個分なのでしょうね、確かに卵の厚みがあるな。
つゆだくのかつ丼、掻っ込みながら食べるのがよさそう。ちょっとばかりお新香が欲しかったな。
食べ終わったら、丼を台に戻して、あわせて1000円札を置いておく。
小銭と千円札の用意があった方がいい。
お店:かつどん屋 瑞兆
住所:東京都渋谷区宇田川町41−26